全国展開する子供向けプログラミング教室では定期的にプログラミングコンテンストが行われています。
お子さんが自分と同年代の子の作品に触れることで刺激にもなるし、大きな発表の舞台を用意することが、良い経験になるとされているからですね。
コンテストで結果を残せれば、相当な自信にもつながるでしょう!
この記事では、サイバーエージェントが企画する子供向けプログラミングコンテスト「テックキッズグランプリ」についてご紹介させていただきます!
目次
TECH KIDS GRAND PRIX(テックキッズグランプリ)とは?
子供向けプログラミング教室テックキッズスクールを運営する株式会社CA Tech Kids(サイバーエージェント)主催の全国№1プログラマーを決めるテックキッズグランプリ!
日本全国から毎回1000人以上が応募し、一次〜三次審査を通過した猛者が集い、決勝プレゼンテーションを行う大会です。
2019年の大会では優勝賞金なんと500,000円!などなど…沢山の賞が用意されています。
技術力だけが選考基準ではありません!アイデアやプレゼン能力なども審査対象となる大会です!
テックキッズグランプリ2019大会の様子
テックキッズグランプリ作品の紹介
さすがグランプリの決勝大会、想像力を膨らませ、アイデアをブラッシュアップし洗練された作品ばかりで驚かされます。
最初に皆さんお伝えしたいのは、子供たちは最初パソコンすらままならない子たちだったということ。
そんな子たちが、実現させたいものを思い描き、目的を達成するためににはどうすれば良いのか考えぬき、周りの人の手を借りながらも完成させた紛れもない事実。
私が気になった「やれば出来る」を体現した子たちの渾身の作品をご紹介いたします。
2018年優勝作品「オシマル」
自分のブロックを先に敵陣に押し込むゲーム「オシマル」
ゲームのシステム部分のプログラミングだけでなく、キャラクターデザインやゲームサウンドもすべて自作するというこだわりっぷりが評価されましたね!
待ち時間中に、頭を使わず時間が潰せる暇つぶしゲームとしても優秀な出来。老若男女に受け入れられるフラットなキャラデザインが個人的に好きです。
2018年自由制作部門3位「たべガチャ」
冷蔵庫にある食材をセットして、ガチャを回すとランダムで料理を提案してくれるアプリ。
毎日レシピを考えるお母さんたちの不満を楽しく解消してくれるなんて、 理想のスマホアプリの形ですよね。
プログラミング部分は比較的カンタンな部類だと思いますが、人に寄り添ったアイデアがとにかく素晴らしい!
2019年優勝作品「Famik」
家族の健康状況を記録するアプリ。
病院の待合室でアイデアが湧いたというこの作品。生活する上での不満を、プログラミングで解消する方法を探る。それこそがプログラミングの醍醐味ですよね。
実際に困ってる人がいて、これがあればもっと生活しやすくなる。現実的に実用性があるし、使う人のことを考えてつくられた分かりやすくまとめられたインターフェース。将来が有望です!
まとめ
プログラミングを知らない大人達は、生活に感じる不満を解消する手段を知りません。不満があれば、まず不満を解消してくれる道具を探すでしょう?
しかしプログラミングを学んだ子供たちは、不満を解決する方法を自分で作り出すことができます。
- もっとゲームを楽しくしたい
- もっと生活を便利にしたい
この純粋な思いでプログラミングに夢中になり、結果的にこの世界をより良いものに変えてくれる作品を生み出しているんです。
プログラミングは自己表現方法のひとつでありながら、目標を達成させ夢を実現させる力が養えます。
子供たちのプログラミンググランプリを見て改めて強く実感することができました。